質預けのご説明

質預け（質入れ）をするには

 
　お預けになりたいお品物（質草）をお持ちになりご来店ください。実際に質契約をする場合には身分証明書（運転免許証や保険証、マイナンバーカード、学生証など）が必要となります。忘れずにお持ちください。
 
　ご利用できるのは１８歳以上の方となりますが、高校生はご利用できません。ご卒業されてからお越しになってください。

質草の査定について

 
　質草を拝見させていただいたその場で査定額を算出いたします。その査定額を上限とし現金をご用立ていたします。その時、詳細を書いた質札をお渡ししますので、次回ご来店するときに忘れずお持ちになってください。
 
　査定が難しい質草はその場ではなく、しばらくお預かりして査定する場合やお断りする事もございます。予めご了承ください。査定が難しそうなもの、大きくて嵩張る物に関しては前もってお電話にてご相談ください。

質草をお手元に戻すには

質料について

 
　質料は元本に対するお利息と質草の管理料・保管料を合わせた金額となります。当店ではご用立てした金額が増えるにつれ段階的に利率は下がるようにしております。原則的に１ヶ月単位の計算となり日割りはしておりません。質草を請け出されたのが預けた当日でも１ヶ月分の質料となりますので、お気をつけください。

コロナ以降の質料について

 
　東京都では令和2年4月7日にコロナウィルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が発令されました。実際に当店をご利用していただいているお客様にお話をおうかがいしても、コロナによる影響が収入に大きく響いているいる方も多いようです。
 
　そのような事情を鑑み、緊急事態宣言発令以降に結ばれた質契約に関しまして、暫定的に小口の契約の質料を下げたものを適用いたします。

質料をお支払いしたいのですが、なかなかお店に行けません

 
　質料はお振り込みでもお支払いが可能です。下記の口座に契約者様のお名前でお支払いしたい月数分の質料をお振込くださいませ。
 

流質期限について

 
　質草をお預かりしてから３ヶ月後が流質期限となります。流質期限までは質蔵にてお客様の質草を大切に保管していますので、どうぞそれまでにご来店くださいませ。流質期限は質料をお支払いしていただくことによって延長可能です。

流質期限になってしまいました

 
　流質期限を迎えてしまったとき、お客様の選択肢は３つございます。
 

1. 　借りた元本とそれまでにかかった所定の質料をお支払いして質草を請け出す。お客様のお預けになられた質草がお手元に戻ります。
   
   
2. 　質料をお支払い（利上げ）して流質期限の延長をする。お支払いしていただいた質料の月数だけ流質期限が延長されます。
   
   
3. 　お預けされた質草を手放す（質流れ・流質）。質草の所有権は当店に移ります。その代わりご用立てした元本とそれまでにかかった質料をお支払いする必要もなくなります。

流質期限を迎えましたが、何ヶ月分払えばいいですか？

 
　質料をお支払いしていただいた月数だけ流質期限は延長されます。これまでの分を全部払うとならば質料は3ヶ月分、流質期限も3ヶ月延長されます。とりあえずお品物が流れないようにするには1ヶ月分の質料でも大丈夫ですが、1ヶ月後にはまた流質期限が来ることになりますのでお気をつけください。

流質期限を迎えましたが、事情があって元本はおろか質料すら払えません

 
　お品物を諦めたら質契約は終了。そういった後腐れがないところが質屋の利点とも言えるのですが、なかなか諦めることもできませんよね。ご流質期限に関しましてはある程度でしたらご融通をきかせますので、お品物を諦めてしまう前に、ぜひご来店もしくはお電話にてご相談ください。